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不眠と健康の関係とは?

 
不眠は健康に悪影響を与えます。
もちろん一時的な不眠症の場合は、一時的な体調不良ということだけで済みます。頭痛、腹痛、便秘、下痢、筋肉痛、食欲不振。あるいは寝不足感、イライラ、不安感、うつ状態、思考力の低下などなど。こういった場合、一晩の熟睡によって、一気に体調不良は回復し、元気を取り戻すものです。

ギネス記録保持者で11日間寝ないという人がいましたが、そういう人であっても、たった14時間睡眠を取っただけで、すべての心身の不調は回復したそうです。

 


長期的な不眠は健康を害する危険があります。
それでは不眠症になったとき、体内ではどのような変化が起きているのでしょうか?まずストレスホルモンACTHが増加します。これが副腎皮質ホルモンであるコルチゾールの分泌を促します。コルチゾールは全身の筋肉や肝臓などにあるたんぱく質や脂肪から、糖質を作り出して血糖値を上昇させます。

血糖値の上昇は、単なるストレス反応なので、これ自体はべつに健康を害しません。むしろ人間が生存競争で生き残っていく上で、必要不可欠な機能といえます。ただ不眠症が慢性化すると、ずっと血糖値が高い状態が続くことに。それが糖尿病の原因になったり、動脈硬化を引き起こす可能性があります。こうなったときに不眠は健康に悪影響をもたらし始めます。

慢性的な不眠が健康を害するというのは、体内で糖代謝や内分泌系に変化が起きるためです。糖代謝では上記のように、血糖値が上昇します。またインスリン分泌が不調になることが加わると、血液中にブドウ糖が増えてしまい、糖尿病を引き起こすことになりかねません。

また不眠になると、神経系においても、交感神経が優位になります
そうなると血糖値、血圧が上昇します。ノルアドレナリンが分泌されるため。これ自体べつに悪い反応ではなく、日常で普通に起きていることです。ただ、これが慢性化したときに、健康に被害が出てくるのです。高血糖と高血圧になれば、動脈硬化を促進して、不眠が健康を害することになります。

血管内にコレステロールがたまってくれば、アテロームができ、動脈硬化になっていくとともに、血栓が出来やすくなります。血栓が心臓につまれば心筋梗塞、脳で詰まれば脳梗塞となります。はじめはわずかな高血糖や内分泌系の変化が、不眠症が続くことによって、最終的にはここまで悪化してしまう可能性があるのです。

 


そのほか睡眠不足になると、肥満になりやすくなります
脂肪細胞から分泌されて、脳の視床下部にある満腹中枢を刺激するレプチンというサイトカインが減少するからです。つまり食べすぎをふせぐホルモンですね。と同時に胃で産生されて、食欲を増進するグレリンというホルモンが増えてしまいます。この二つのホルモンの相乗効果によって、ますます食欲が旺盛になり、太ってしまうわけです。

つまりコルチゾールの分泌とは、また違ったルートで生活習慣病にかかってしまうわけです。肥満を仲介して、不眠が健康を害する結果になります。食べすぎて内臓脂肪が増加すれば、いわゆるメタボリック症候群になります。増加した内臓脂肪は、健康に対して様々な悪影響があるといわれています。

たとえば肥大化した脂肪細胞は、血圧を上昇させる物質であるアンジオテンシノーゲンという酵素を分泌します。インスリンの働きを妨げるTNF−αを分泌するので、糖尿病の危険もあります。血液をどろどろにするPA-1(パイワン)も分泌されます。その反対に、糖尿病や動脈硬化を防ぐ働きをするアディポネクチンの分泌が減少します。

このようにストレス反応と肥満という二つのルートによって、不眠は健康に悪影響を与えることがわかっています。健康を守るためには、居眠りや昼寝を有効活用することも、一つのアイデアです。睡眠はべつに、夜にまとめて取らなければいけないルールはないからです。とくに夜勤勤務の人や寝不足が続いている人は、居眠りを有効活用することによって、体調は劇的に回復します。居眠りや昼寝をすると、まず寝始めに、体を回復させるノンレム睡眠が始まります。そのため、たった15〜30分程度の居眠りであっても、脳と体の疲労回復になるのです。
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